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日常生活の注意点
(鍼灸治療以外にできること、日常生活において注意できること)

当院では自律神経に関してのお悩みが多いので自然と日常生活の養生などを指導することが多くなります。元々東洋医学は未病の医学ともいわれていて、病気になる前に治していくということが大事とされています。

病気になる原因としては酸化、糖化・慢性炎症などがあります。酸化にはストレス・不眠・免疫低下による感染症など、コロナ渦においても大事な生活習慣であります。
糖化には主に成人病予備軍、加齢からくるものと考えていたらいいと思います。主に糖質の取りすぎなどが注意されていますね。美容にももちろんよくないので女性にも注意してほしいところです。
慢性炎症にはくすぶっていて完全に消えることのない炎症になります。歯周病や肥満や脂肪肝など、アレルギーや痛みや胃腸の問題にも直結するのではやめに対応することが望ましいものです。様々な慢性の病気の原因にもなっております。

あなたの症状がこの3つの原因の主に何がポイントかを知り、食事・睡眠・運動・ストレスなどから、できるだけわかりやすく3つくらいに指導していくことをポイントにしております。健康になるためにはもっといろいろしなくてはいけないのですが、症状改善ですと大きな原因を減らすだけで、その分自然治癒力も増していくわけですから改善に優位になるわけです。

鍼灸治療だけで改善できそうであればそれでいいのですが、難しそうであれば助言するというスタイルで、あくまで押し売りではなくて、今ある症状が改善されればいいので、助言がない場合もありますが、興味がある方は逆に私たちにご相談いただけたらと思います。

習慣化した悪い癖というのはそう簡単に治るわけでもないですし、あまりうるさく言うよりかは、そのかたが本当に治したいときや、本当に困ったときに助言できるよう考えております。

 

日常生活を改善する6つの方法

改善したほうがいい5つのことを説明していきます。

  • 食事・栄養について
  • 睡眠・呼吸について
  • 運動について
  • ストレス・リラックスについて
  • 入浴について
  • 漢方薬やサプリメントについて

食事・栄養について

どんなものをたべていますか?

【食事】最近は「高タンパク質、低糖質、良質の脂質」という言葉をよく耳にすると思います。タンパク質は健やかな身体作りに欠かせません。炭水化物はエネルギー源ですが、現代人は取りすぎ傾向にあります。食事で摂ることにはあまり神経質にならなくてもいいと思いますが、気をつけたいのはお菓子やフルーツ、ジュースなどの加工された糖質の摂りすぎです。

「毎日間食」の方は食生活を見直しましょう。間食は日を決めて、楽しみにして摂るようにしましょう。おすすめの間食は抗酸化作用のあるカカオ高めチョコ、ナッツ類、ブルーチーズ、ドライフルーツ、小魚類など魚介類などを何か飲み物(ココア、紅茶、豆乳緑茶など)と一緒に取るといいと思います。

脂質は身体によくないのでは?と思われるかもしれませんが、細胞膜やホルモンの原料ともなります。また、主なエネルギー源は炭水化物ですが、脂質(中鎖脂肪酸)もエネルギー源だと言われています。ケトン体として有名になってきましたね。飽和脂肪酸などは高コレステロールになりすぎたら、摂りすぎは禁物ですが、きちんと普段の食事で摂取する必要もあります。

オメガ 3 脂肪酸の油、特に血中エストロゲンの量を調節するといわれるリグナンを含むアマニ油は 1 日にスプーン1杯ほど摂ることをおすすめします。その他では、鉄分、ビタミン類をチェックしておきましょう。また食事と一緒ならオリーブオイルは血糖値を下げる作用もあるのでおすすめです。

ビタミン、ミネラル類も健やかな身体作りに必要です。抗酸化ビタミンや、いろんな代謝で必要となる亜鉛やマグネシウム、また糖質などの代謝にビタミンB群など、3大栄養素にははいっていないのですが、エネルギー代謝にはなくてはならないものですから、ぜひ摂取がお勧めです。
特にストレスの多い方は男性ならビタミンB群、女性なら鉄がポイントともいわれております。

また、栄養補給というのが勿論食事では大事な役目ではあるのですが、最近は女性の中で極度のダイエットや糖質制限をしている方が多くなっております。性ホルモンはコレステロールからできていますし、脂肪組織からも食欲を抑えるものだけでなく性ホルモンを放出する命令も出ているのです。スポーツ選手の中で生理が止まってという悩みがある方の多くにはストイックな生活習慣が影響されているともいわれています。これらのことから考えても糖質や脂質もふまえてのバランスの良い食事が大事だといわれております。

睡眠と呼吸について

何時に寝ていますか?

【睡眠】1 日の疲れは睡眠で回復するようにしましょう。できるだけ夜 11時頃には寝ることをおすすめします。睡眠中は成長ホルモンが分泌されます。これにより肉体、各臓器の疲れをとり、低下した免疫力が回復されるのです。睡眠はバカにできません。自分の身体は自分で治すのが原則になります。睡眠の質をよくするには体温をしっかり下げておくことが必要です。よく冷え性の方はずっと温めている方もいるかもですが、体温が高いところから低いところにいくことで眠りも深くなってきていつの間にやら寝てしまうとなります。若いうちはすぐにねれたでしょうが、年を取ってくるとそういうわけにはいかず、意識的に準備するのがお勧めです。おすすめはお風呂にしっかり入ってゆっくり体温が落ちてくるときに布団にはいったりすること、そのためにはぬるま湯がいいと思います。熱めのお湯でお風呂に入る必要性もあるのですが今回はそのお話は飛ばさせてもらい、通常はぬるま湯のほうが身体の冷えの戻りも緩やかなのでおすすめします。その時の注意点はお風呂の後に冷たいものを取りすぎて一気に体温を落とさないことです。夕食後の運動も同じ感じでお勧めになるのは代謝を上げる目的だけでなく睡眠の質を高めるのにもいいのです。

【呼吸】呼吸なら普通にしてるよと思われるかもしれません。けれど、ポイントは「深い呼吸」です。身体の隅々まで酸素がしっかりと届くように気持ちよく深呼吸することを生活の中に取り入れてください。毛細血管レベルでの血流が良くなっていくことで末梢の細胞内の新陳代謝が良くなります。ウオーキングやお風呂でも有効ですが、とくに、寝る前にするのがいいと思います。ゆったりと音楽など聴きながら深呼吸することで眠りもよくなります。

運動について

運動をする機会はありますか?

【運動】気持ちよく全身を動かすことは代謝を上げ、アンチエイジングにもつながります。血行が良くなることで、代謝機能も向上します。ヘトヘトになるような過度な運動ではなく、十分な酸素を取り入れ、気持ちいい汗をかくのを目安にウォーキング、ヨガ、ストレッチ、家の掃除など行うといいです。

また、高血糖や高脂血症レベルまでになっている方は、夕食後に運動することがお勧めです。夕食の糖質はなるべく減らして朝、昼に食べるようにして、遅くても夜7時までに食事を終わらすのがお勧めです。運動も少しスクワットなど大きな筋肉をしっかり動かしてからのウオーキングをすることで代謝が良くなりますので、本当に困っている方はしてみてください。それにより寝るころには血糖値も下がってきて、成長ホルモンなどによる修復機能も最大化できますので病気の改善に役立ちます。

ストレスとリラックス

のんびりする時間はありますか?

【ストレス】気をつけたいのが日常でのストレスをためないことです。

仕事や家事の段取りなどの時間的ストレス、人間関係、暑さ寒さや湿気などの気象条件も身体にとってストレスになります。小さなストレスの積み重ねも、大きな悩みとなるストレスと同様に心身の健やかさを低下させます。

また、ストレスのかかった状態は呼吸が浅くなり、胃腸を弱め、ホルモンの分泌を低下させます。また血流が悪くなってしまいますので、やけ食いやアルコールや喫煙など以外で自分なりのストレス発散法を見つけておいて、早めに対処する習慣をみつけましょう。

また、リラックス法も人それぞれになります。1日1回、週に1回、月に1回と自分へのご褒美として用意しておくとそれが楽しみになり、ストレスの緩和に役立ちます。また何かあった時にはこれをしようみたいなものもお守り代わりになりいいと思います。眠れない時にはハーブティーを飲もうとか、いつもより良いものを買おうとか、考えてみるといいと思います。

冷え性と入浴について

10分以上かけ、額が汗ばむまでが目安

【冷えにご注意を】ご存知のように冷えは血流を悪くします。身体を冷やさないこと、特に下腹部、足部の冷えに注意しましょう。

冷えの状態にならないことが大切ですが、もともと冷え性の方や冷えてしまった時は、お腹が温まるまでゆっくりお風呂につかることをまずお勧めします。半身浴や足湯でも効果のある方は取り入れてください。また、温かい胃腸に負担の少ない食事、睡眠を充分にとることで、身体を温め早く回復するように心掛けてください。

鍼灸治療を受けた後に温めておくことで効果を持続していくわけですが、冷え性の方はぜひ温めておくことで更なる効果がでますのでおすすめします。特に必要だと思われる方や症状にはこちらからもご指導いたします。温め方には足湯が有効なタイプの方もいますので詳しくはお聞きくださいね。

漢方薬とサプリメント

漢方医のご紹介をしております

広島で長年鍼灸治療活動をしてきた結果、漢方薬を扱っている医院や薬局を紹介できるようになりました。最近では分子栄養医学をされているところにもご紹介できます。
当院でも薬局を併設して漢方薬を扱っていこうと考えた時期がありました。ですが、すべての漢方薬を扱うことはできないし、専門ではないので微妙な調合などはできないわけで、中途半端になると思いあきらめた経緯があります。

私が東洋医学を学んだ場所は上海で、中国では鍼灸と漢方薬はセットで考えるべきだし、鍼灸が得意な症状、漢方薬が得意な症状が違うこと、長年鍼灸をしてきたことで気づいたこともあります。餅は餅屋という通り、漢方薬が得意な先生へのご紹介をしていくことが何より患者さんのためになります。それを気づかされました。

サプリメントも皆様が頑張る日常生活に足りないものを補う形でお勧めすることになります。当院でお勧めしているのは腸内環境をよくするケフィーラというお米からできた乳酸菌というものと、動脈硬化など血流を回復してくれるNKCPというもの2つがおすすめになります。当院には在庫は少なめでおいてありますので、興味のある方はお知らせいただくと取り寄せしますので、ぜひご相談ください。まず大事なことは腸内環境となります。おすすめはケフィーラになり、腸がよくなり良い便が出るようになってくれば免疫力強化をおこなっていくのでレシチンをすすめたり、そこもよくなりましたら血流をよくして末端まで免疫物質を届かせるために血栓対策でもあるNKCPをすすめていくことになります。興味のある方は3階の院長までお知らせください。

それでも何か方法がないかお困りなら

院長の岩崎です。
あなたのお悩みを解決します!​

病院に行って検査しても異常がなかった、色々治療はしてみたけどどれも効果はなかった、その時は楽になったけどすぐ戻ってしまった、少しづつでいいから改善の糸口が欲しい、どうすればよくなるのか教えてほしい、ほんとうに困っている人はわらをもすがる思いでとよくいいます。

そんな方に当院で実績のある鍼灸治療をしたり、漢方薬やサプリメントをすすめたり、検査に行ってもらったりして、それはそれで効果を出してきた自負はあります。
もちろん難治の病気などは難しいと言わざる負えないということもあるのは承知しているのですが、これはよくなるだろうと思われる方がうまくいかないケースがあっても、効果はないときもあるだろうとか、鍼灸との相性とかで済ませていた点もあったのかなと感じております。

鍼灸で間違いなく効果がでるもの、どのような鍼灸をしたとしても効果がでないもの、そして条件次第で効果がでたりでなかったりするもの。そのような条件次第というところでの効果を上げる割合を上げていくことが大事になってきます。

もちろんより鍼灸技術を研磨していくことがあります。院長の場合は董氏楊氏奇穴治療をさらに深く学ぶことだと思っています。それからは他の医療機関と連携していくことだと思います。特に東洋医学である漢方薬や、栄養医学であるサプリメントなどを扱う病院や薬局と組むことで相乗効果がでることに成功しました。

そして最後におこなっていくのが日常生活習慣の指導であります。コロナ渦において、健康の意識はたくさんの方が持つようになりました。私たちができるのはいかにして免疫強化を指導していくのかだと思います。病院ではその指導は難しいですし、なかなか指導できる方も少ないと聞きます。当院でどれくらいのことができるかわかりませんが、多くの方のお役に立てるよう、オーダーメイドの日常生活の指導もしっかりできるよう考えておりますので希望される方はお知らせください。指導に時間がかかりますので予約時に教えていただける方、限定でおこなっていこうとおもいます。自律神経など病気の種類によっては希望がなくてもこちらから指導していくことはあります。

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